【アトロク】この書評が凄い!池澤春菜さんの出演回をまとめました<おすすめラジオトピック>

「この書評がすごい!!」殿堂入りのプレゼンです。

TBSラジオ「アフター6ジャンクション」(通称、アトロク)は様々なカルチャーキュレーション番組です。

番組では定期的に声優でエッセイストの池澤春菜さんによる本の紹介があるのですが、このプレゼンがとにかく凄まじいのです。

聴けばきっとその本を読みたくなるはず!ここでは池澤春菜さんがアトロクで紹介した放送回をまとめています。

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「おすすめラジオトピック」では各種ポッドキャストサービスで聴きなおせるラジオ番組を紹介しています。聴きなおせるサービスやリンクを記載しているので記事だけでなく、ぜひ放送内容を確認してみてくださいね。

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池澤春菜さんのプロフィール

池澤春菜さんは声優、歌手、エッセイスト、マルチに活動されています。

年間300冊もの本を読破する本の虫。著書に「乙女の読書道」「SFのSは、ステキのS」などがあります。

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番組内では紹介されていませんが、SFに造詣が深く、SF作家クラブの会員という一面も持ちます。

また、父は芥川賞作家の池澤夏樹、祖父はと文学一家の生まれ。出生地はギリシアのアテネという稀な経歴も持っています。

「秋の推薦図書」(2018年11月6日)

[ラジオクラウドURL]https://nhsw9.app.goo.gl/7zJkgrUfvx7NSf3t9

紹介した本
・「オブジェクタム」(高山羽根子)
・「ハロー・ワールド」(藤井太洋)
・「零號琴」(飛浩隆)

池澤春菜さんの初出演回です。秋の推薦図書ウィークとしておすすめ本を3冊紹介。

本を年間300冊読んでいることや、小学生の頃は学校の図書館の本を読みつくして親に「転校したい」と申し出るエピソードも紹介されます。

そして何より、池澤春菜さんのプレゼンの凄まじさが際立ちます。端正な白昼夢を見ているような本(オブジェクタム)、凄まじい情報量が重なり重なってとんでもないところまで持っていく(零號琴)などなど、言葉の紡ぎ方がとても美しく魅力的です。

また、パーソナリティの宇多丸さんと宇垣美里さんの引き込まれっぷりも聴きどころです。

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「2018年のベスト小説」(2018年12月11日)

[ラジオクラウドURL]https://nhsw9.app.goo.gl/7q8SspQosxf9ct3q8

紹介した本
・「IQ」(ジョー・イデ)
・「アイアマンガー3部作」(エドワード・ケアリー)
・「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」(ケン・リュウ/編)

この回のテーマは「今年(2018年)のベスト小説」。ブラックコミュニティの探偵もの「IQ」、イギリス人作家のエドワード・ケアリーによる「アイアマンガー3部作」、中国の現代SFをまとめた「折りたたみ北京」、今回紹介の3作はすべて翻訳作品。

「IQ」は、ありきたりな言葉ですがクールでカッコいい主人公が魅力的です。「折りたたみ北京」の1編は「三体」として後日刊行されて、10万部を超える大ヒットにもなりました。

「アイアマンガー3部作」はぜひ読みたい!のですが、価格がネックで未だ手がでず…。でも買わなければ!

ということで、翻訳ものはちょっと苦手、という人も手に取って間違いない本だと思います。

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「美しい物語」(2019年1月29日)

[ラジオクラウドURL]https://nhsw9.app.goo.gl/4UYhPsvUEXzGR9Yf6

紹介した本
・「カッコーの歌」(フランシス・ハーディング)
・「うつくしい繭」(櫻木みわ)
・「不気味な物語」(ステファン・グラビンスキ)
・「すべての、白いものたちの」(ハンガン)

3回目の出演のテーマは「美しい物語」(正確には「美しくも恐ろしい、恐ろしいほどに美しい物語」です)。

今回はテーマ通り少しダークな側面を持つ本を紹介しています。

それに合わせて話し方や声のトーンもいつもより抑えているのはさすがプロ。

また、通常は3作品の紹介ですが今回はコーナーの終わりにもう1作(すべての、白いものたちの)を駆け込みで紹介しています。尺にてわずか1分程度だと思いますが、その駆け足の紹介でもここまで魅力的に伝えられるのか!と感心するくだりでした。

ラジオだからこそわかる話し方の違いはぜひ放送内容を確認してみてほしいです。

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「あなたの世界が変わる物語編」(2019年3月26日)

[ラジオクラウドURL]https://nhsw9.app.goo.gl/mer1FEtAYpDq7TX76

紹介した本
・「宿借りの星」(酉島伝法)
・「砂糖の空から落ちてきた少女」(ショーニン・マグワイア)
・「七色覚」(グレッグ・イーガン)

4回目のテーマは「あなたの世界が変わる物語」。この回の聴きどころは何と言っても、「宿借りの星」の紹介時の池澤春菜さんによる朗読。この本にとって最良の紹介方法だと思いましたし、何より読みが上手い!朗読が進むにつれてどんどんドライブしていく感覚が凄いです。まったく噛まないのもさすがです。

ファンタジーものが好きなら「砂糖の空から落ちてきた少女」、近未来SFが好みなら「七色覚(「ビット・プレイヤー」収録作)」もおすすめです。

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「3人の人物編」(2020年2月4日)

[ラジオクラウドURL]https://nhsw9.app.goo.gl/mQm3oYsy33npAcnW8

紹介した本
・「おちび」(エドワード・ケアリー)
・「モスクワの伯爵」(エイモア・トールズ)
・「ネバームーア モリガン・クロウの挑戦」(ジェシカ・タウンゼント)

前回より約1年ぶりの出演です。今回は「3人の人物」を紹介したい、という語り出しでおすすめ本を紹介しています。

「おちび」は2回目の出演時に推していた「アイアマンガー3部作」エドワード・ケアリーによる伝記。蝋人形作家であるマダムタッソーの生涯を描いています。
「モスクワの伯爵」は32年間一つのホテルに軟禁された伯爵をえがいたフィクションで、「ネバームーア」は闇宵時という最悪の運命の元に生まれてしまったモリガンの物語、少しファンタジーの要素も入った作品。

この回の聴きどころは冒頭のトーク。1年ぶりの出演となった理由と、この間に体験した内容をサラッと語るあたり、池澤春菜さんはやはりただならぬ人だと感じました。

また、聴き手が宇内梨沙アナウンサーというのも注目です(宇垣さんはお休みでした)。池澤春菜さんのプレゼンが宇内さんにどう響くのかもぜひ確認してみてください。

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「こんな時世に読みたい本」(2020年5月12日)

[ラジオクラウド URL]
https://nhsw9.app.goo.gl/dfdh9WkZiioRuVcBA

[Spotify URL]

紹介した本
・「着せる女」(内澤旬子)
・「読書嫌いのための図書室案内」(青谷真未)
・「ホテル・アルカディア」(石川宗生)

6回目の出演は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の真っただ中。テーマは「この時世だから読みたい本」を紹介しています。

着せる本は、著者の内澤さんが身の回りの男性のスーツ選びを手伝った内容を綴ったエッセイ。「読書嫌いのための図書室案内」はひょんなことから読書新聞を作らなければならなくなった、読書嫌いの荒坂浩二くんと本の虫の藤生蛍さん物語。「ホテル・アルカディア」は千夜一夜物語のような小編集(注:短編よりもさらに短い物語)。

この回の聴きどころは池澤春菜さんの読書論を垣間見ることができるところ。「私にとっての本とは何か」というもう一つのテーマの解説は必聴です。

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まとめ

面白い本を探しているなら、池澤春菜さんの書評を聴けばいいじゃない。

それだけ池澤さんの本のプレゼンを、私は魅力的に感じますし実際に本が家にどんどん増えています。いわゆる積読になっているのもの多いですが…。

アトロクでの定期的な出演も、プレゼンの上手さを裏付けているのではないでしょうか。

このブログではそれぞれの出演回の要約記事も書いています。気になった方はぜひ放送内容を聴いてみてほしいと思います。

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