ディーラーに行く前に読んでほしい!実際に新車の試乗に行ってわかった注意点

そろそろ車を買い替えたいなー。なんて思い立ち、先日新車の試乗に行ってきました。
結果、気軽に試しに行ったつもりが、思った以上に精神的な疲れが…。

ということで、新車試乗に行く前に知っておきたい心構えをお伝えします。

以下は私の実体験を基にしています。そのため、全ての事例に当てはまるわけではないことを予めご了承ください。

試乗に行くまでの流れ

試乗の予約は簡単。自宅近くの新車ディーラーに電話を掛けるだけで予約ができます。
電話の際に伝えたい項目は以下の通り。

・日時
・乗りたい車種
・人数(子ども、チャイルドシートの有無あたりも伝えるのがいいかも)

当日はディーラーに到着後、すぐに試乗ができます。

実際の所要時間は10分~15分程度。同乗する販売員さんが走行ルートを指示してくれます。
ちなみに、販売員さんは助手席に乗りますので、会話が止まると若干気まずいです。

そして、試乗が終わりディーラーに戻ると、見積もりタイムです。

ディーラーに戻ってから

戻った後は、カタログを見ながら試乗の感想などを販売員さんと話し合います。
こういうのを付けたい、このオプションもいいよね、なんて話していると、

販売員さん「参考までに、見積もりを作らせてもらってもいいですか?(笑顔)」

と、自然な感じで見積もりを作る流れになります。
もちろん新車購入を見据えての試乗です。試乗した車が気に入ったのなら出してもらえばいいと思います。反対に、気にいらない(買うつもりがない)なら見積もりを断るのもいいでしょう。

ですが、ここから先は楽しい雑談タイムではありません。ビジネスライクな商談の場に変わります。

返報性の法則に惑わされない!

販売員さん「実は、〇〇さんには今日(購入を)決めてほしいなーと思っているんですよ」

しん、と静まり返る空気。

笑顔のまま次の言葉を出さない販売員さん。

次第に張り詰める空気。

さっきまでの楽し気な会話が遥か前のことのように感じられます。

もちろん、今日購入をするつもりは無し。ですが、心には申し訳ないという罪悪感が。
それもそのはず。新車ディーラーでは試乗に来ただけの人間に対し至れり尽くせりしてくれます。

・車の説明を丁寧にしてもらい
・タダで試乗させてもらい
・ディーラーではコーヒー、ジュースといった飲み物も無償で提供
・更には子どもにお菓子の詰め合わせやら、ティッシュボックスといったお土産まで貰えます

ここまでしてもらったら、何かお返しをしないとバツが悪い感じになりますよね。

ですが、これは返報性の法則という心理を利用したセールス手法。気持ちはわかりますが、惑わされすぎないようにしましょう。

返報性の法則とは
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。

その場で即決することは避ける

上記以外にも、

販売員さん「この場で確約いただければ特別な条件(値引き?)も出せますよ」

といったような提案をしてくれることもあります。

中には魅力的な条件を付けてくれることもあるかもしれません。ですが、基本的にはその場での即決は避けることをおすすめしたいです。
当然ながら、車は数百万円以上のお金がかかる買い物。それだけに慎重に見定めるべき項目が沢山あります。

例えば

・購入方法はどうするか(現金、ローン、割販制?)
・レザーシートや音響のオプションは本当にいるのか
・ナビは純正、メーカー製のどちらにするか
・今乗っている車はディーラーに任せるのか、中古車買取企業で売るのか
・10万円近くかかるコーティングは本当に必要なのか…etc

パッと思いつくだけでもこれだけの課題が浮かびます。

また、試乗後は普段よりテンションが上がってることが多いと思います。勢いで購入を決めてしまう前に一度落ち着いて検討する。冷静に判断できる時間を取ることをおすすめします。

車の試乗に行く前に知っておいてほしい注意点まとめ

・試乗の予約は電話するだけでOK
・商談の際は返報性の法則に注意
・その場で購入を決めずに冷静に検討する時間を作る

以上、私が実際にディーラーに行って「先に教えてよ!」と思った内容をまとめてみました。
この記事が試乗を考えている人の参考になれば幸いです。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です