先日、わが家の通信費節約のためにUQ WiMAXのポケットWi-Fiを解約しました。
私の場合は、更新月以外だったので契約解除料を払ったうえでの解約。
ここでは、なぜ私が契約解除料を払ってまで解約をしたのかという理由と、実際の解約方法を解説していきます。
UQ WiMAXを解約した理由
私のポケットWi-Fiの利用状況は「メインキャリアの最安プラン + UQ WiMAXのポケットWi-Fi」でした。
主な利用場面は通勤時。Netflixを見ることが多く、毎月半ばには通信制限が掛かりがち。そんな理由からポケットWi-Fiを併用していたのです。
そんな利用方法をしていた私が、解約を検討した時の具体的な理由を以下に挙げてみます。
- 利用頻度が減ってきたから
- メインの携帯電話キャリアの料金プランが安価になった
- 利便性の問題
最近、通勤時間は動画ではなくラジオを聴くことが多くなり、データ通信量が極端に減っていました。解約の一番の要因はこの利用頻度の減少につきます。
また、メインの携帯キャリアの料金プランがここ数年で見直されたのも理由。具体的には月1,000円程度で6GBの容量増ができたので、それで代替することにしました。
あとはWi-Fi機器を持ち運ぶのが思ったよりも煩雑になった、というのも理由の一つでもあります。
Column
私が契約していたのは「UQ Flatツープラス ギガ放題」というデータ容量無制限の契約プラン。月額4,500円くらいの料金で、通信速度への不満はほぼありませんでした(現在は受付を終了しているプランのようです)。
20年現在は月3,880円でほぼ同じ内容「新ギガ放題」プランを受け付けているようです。データ通信量が多い人は通常キャリアとの併用も十分検討できる価格ではないでしょうか。
ここでは理由をつらつらと挙げましたが、あくまで利用場面の変化からの解約という点にご留意ください。
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とは言いつつ、私は現在楽天モバイルをWi-Fi代わりに使用しています。
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契約解除料が掛かる!そんな時はサンクコスト(埋没費用)を考えよう
冒頭でもお伝えしたとおり、私の場合は更新月以外での解約となったため契約解除料が発生しました。
私と同じように解約を検討しているけれど、
契約解除料が発生するから更新月まで待とうかな…
なんて考えている人もいるかと思います。
そのような場合は、サンクコスト(埋没費用)を考えてみると判断がしやすくなるかもしれません。
簡潔に説明すると、「今まで掛かった費用」、つまりもう戻ってこない費用がサンクコストです。
解約を検討する際の具体例な考え方を紹介
例えば、あなたはいま月4,000円のプランに加入中。そして契約12ヶ月目に解約を考えているとします。この場合、契約解除料として19,000円が掛かります。契約解除料がかからない更新月まではまだ12か月あります。
こうした場合、
もう1年間も使っているし、契約解除料が掛からない更新月まで利用するべきか…。
このように考える場合もあるでしょう(実際に私も初めはそのように考えました)。
この場合、既に使ってしまった費用(サンクコスト)は考慮せずに費用計算をしてみましょう。
(1)更新月(12ヶ月後)まで利用を続ける場合
4,000円 × 12ヶ月 = 更新月までに48,000円が掛かる
(2)その月に契約解除料を払って解約する場合
4,000円 × 1ヶ月※ + 19,000円 = 更新月までに23,000円が掛かる
※当月分の費用は掛かると計算しています
このように整理してみると、契約解除料を払っても早めに解約するのもアリ、と考えることもできるのではないでしょうか。
UQ WiMaxを実際に解約した手順解説
ここからは実際に解約を申し込むまでの手順を解説していきます。
ちなみに解約はネット上で申し込むことができません。必ず電話をしなければならないのが少し煩雑です。
はじめに 契約先について
ここで紹介するのはUQコミュニケーションズと直接契約しているプランの事例です。他の事業者を通じて契約している場合は手順が異なりますのでご注意ください。
UQ WiMaxの解約方法を6ステップで紹介
my UQへログインし、ご自身の契約プラン名と契約期間を確認しましょう。
契約プランと契約期間がわかれば契約解除料がわかりますので、費用計算を行い、解約をすべきか否かを判断しましょう。
契約解除料の詳細の説明についてはUQ WiMaxのこちらのページが参考になります。
オペレーターに繋がったら以下4つの情報を伝えます。
・電話している本人が契約者かどうか
・契約者の氏名
・連絡先に登録した電話番号
・契約時に指定した4桁の暗証番号
伝えおわると本人確認をするため少し保留されます。その後、伝えた情報に誤りがなければ次の契約状況の確認に移ります。
ここでは解約の意思をあらためて確認されます。
私の場合は、いま新たに受付をしている安価なプランへの切り替えを提案されました。通常の手順でプラン変更をすると契約解除料が掛かりますが、解約をしなければそのまま変更ができそうでした。
あまり推奨はできませんが、毎月の価格がネックになっている場合は敢えて解約するつもりで連絡をしてみるのもアリかもしれません。
解約の意思を伝えると、詳細な説明を受けます。私の場合は、以下の8項目に関する説明を受けました。
(1)契約解除料
更新月以外に解約をする際は、ここで具体的な契約解除料の金額を確認できます。
(2)解約日
電話した当日の解約か当月末での解約かを選択します。当日の解約であれば毎月の料金を日割りで計算した料金が請求されます。私の場合は当日の解約を選択しました。
(3)グローネットの説明
グローネットというサービスを利用している場合は個別に解約してほしいとの説明を受けます。あまり聞きなれないサービスですが、UQからは別の請求がされているとのこと。
契約した覚えがなければ、気にしなくても問題ないでしょう。
(4)ギガMAXやauスマートバリューといったオプションの自動解除
(5)契約解除メールが届くメールアドレスに変更が無いかの確認
(6)解約後もmy UQには90日間ログインが可能という説明
(7)他社への乗り換え時の契約解除料負担に関する対応
他社の契約解除料負担のキャンペーンを受ける場合の説明です。UQコミュニケーションズでは証明書のような資料は発行していないとのこと。my UQの画面を印刷して使ってほしいとの説明を受けました。
(8)現在使っている端末の扱いについて
現在手元にある端末の取扱いに関する説明を受けます。私の場合はレンタル品では無いので、レンタル品の場合は返却についての説明を受けるようです。
上記内容を確認したら、最後にあらためて解約の意思を伝えます。
ここまでで、全ての解約手続きが完了します。
登録したメールアドレスに「UQ WiMaxサービス料金契約解除受け付け完了のご案内(自動送信メール)」というメールがきますので、念のため確認しておきましょう。
まとめ
ここまでUQ WiMaxを解約した理由と、その具体的な手順を説明してきました。
解約がネット上でできない、解約に関するホームページの案内が少し不親切(なかなか手順にたどり着かない)だとは感じました。
ですが、UQお客さまセンター担当者の丁寧な対応は好感が持てました。
私は今後またデータ通信量が増えるようになったら、再度UQコミュニケーションズと契約しようかな、と思っています。
少々長くなりましたが、ここまでがUQ WiMaxとの解約を検討している人向けの実体験のご紹介でした。参考になりましたら幸いです。
関連リンク(UQコミュニケーションズの公式HP)
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