消せるボールペンのフリクションボール。ボールペンなのに消せる、という画期的なペンでしたが、今ではすっかり定番アイテムとなりましたよね。
今回はそんなフリクションシリーズの一つ、フリクションポイントノック04を紹介します。
この商品、従来のフリクションボールの弱点を克服した、まさに進化版といえるボールペンでした。
「フリクションポイントノック04」レビュー
商品概要
製品名 | フリクションポイントノック04 |
メーカー | パイロット |
インク | 水性インク(フリクションインク) |
線の太さ | 0.4mm |
サイズ | 全長142mm |
方式 | ノック式 |
ラインナップ | 8色展開 |
価格(メーカー希望) | 250円+税 |
フリクションポイントノック04はフリクションシリーズの一つ。本来の消えるインクの特徴はそのままに0.4mmの細字ボールを搭載したボールペンです。持ち手側のラバー部分で筆跡をこすると消すことができます。
フリクションポイントノック04を使ってみた感想
シナジーチップ搭載で細字で滑らかな書き心地を実現
フリクションポイントノック04はパイロットの新技術シナジーチップを搭載したボールペンです。
「シナジーチップ」とは、細書きに適した極細のステンレスパイプの先端にくぼみをつけてボールを点で支える構造の「パイプチップ」と、一般的なボールペンに使われる、円錐形で、チップ強度が強く、安定して書きやすい「コーンチップ」のそれぞれの特長を活かした構造・形状のチップです。
-パイロット公式HPより
このシナジーチップは、同じくパイロットのジュースアップというボールペンに搭載された機構。これをフリクションに採用することで、細字ながら滑らかな筆記感を実現しています。
従来のフリクションボールと、このフリクションポイントノック04のボール径の違いは実は0.1mmだけ。なのですが、実際に筆記してみると明らかな書き味の違いにわかるはず。フリクションボールはインク量が少々リッチなため、スペックよりも字が太く感じます。
ちなみにジュースアップはわたしが愛用かつ推している細字ボールペンでもあります。レビュー記事も書いていますので、お時間があればこちらもどうぞ。
フリクションボールからの改良点が◎
↑上が従来品のフリクションボール、下がフリクションポイントノック04です
フリクションポイントノック04はただペン先の機構を入れ替えただけではありません。
まず、ノック部分やペン先機構のデザインがシルバーに変更。従来品では透明でしたがより高級感があるデザインになりました。
そして見逃せないのが軸の太さ。フリクションポイントノック04では若干ですが軸が細くなっています。一見しただけではわからない、こうした細かな点の改良にこだわりを感じます。
カラバリも十分で手帳使いには必須級!
フリクションポイントノック04は8色での展開。なかでも個人的にはブルーブラックがおすすめです。落ち付いた発色で黒色の代用にも使えます。
細字で書けてカラバリも十分、そして何より書きなおすことが可能。まさに手帳を使っている人なら必須級と言えるボールペンだと確信しています。
まとめ
・従来品からのデザイン面での細かな改良点が◎
・カラバリも十分で手帳を使うなら必須級のアイテム
フリクションポイントノック04は、シリーズ最細字で筆記でき、書き味の改良とともにデザイン面でもアップデートされたボールペン。
元々ジュースアップに搭載されていたシナジーチップとフリクションの相性もバッチリ。個人的には従来品の欠点だった「筆記時インク量にバラつき」が大きく改善されていると感じました。
フリクションポイントノック04はまさに手帳使いには必須級のボールペン。もちろん普段使いにもおすすめです。
気になった方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。