書評「体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド」/下腹ぽっこりが気になるなら読んでみて!

「わたし、食べてもあんまり太らないタイプなんですよね」

このように自称していましたし、事実そうでした。そう、30代になるまでは…。

20代の頃と同様の食生活をしていたら、ポッコリと下腹にお肉が付いていました。

焦って「お腹 凹ます」「お腹 ダイエット」で検索をするも、いかんせん情報が多すぎて結局どれがいいのか迷います。

そんなとき、テレビで紹介されたことを思いだして手に入れたのがこの本。

今回は「体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド」という本の紹介です。

書評「体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド」

書名 体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド
著者 池谷 敏郎
出版社 東洋経済新報社
出版年月 2019年4月
価格 1,300円+税
ジャンル 健康本
商品コード 978-4-492-04645-6

本書「体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド」の著者は医師の池谷敏郎氏。医学的根拠をふまえて内臓脂肪の減少を目的とした健康法を紹介しています。

【こんな人におすすめです】
★「お腹が簡単に凹む方法」を知りたい人
★ガン、認知症、動脈硬化……内臓脂肪に潜む「病気の10大リスク」が気になる人
★「完全な糖質制限」はできないけど、お腹周りが気になる人
★「ジムに通う時間」はないけど、1日5分なら体操の時間がとれる人
★「座り方」「立ち方」「入浴」「シャワー」だけでも、やせる方法があるのを知りたい人

-商品紹介より

本書の構成・推しポイント

本書ではまずは内臓脂肪のリスク、そしてどのような減量法が適しているかを解説。それから食事、運動、生活習慣の順に解説がされていきます。

例えば、個人的に印象深かったのは風呂上がりには冷たい氷水を飲むのが良い、という項目。

なぜなら冷たい水を体温と同じ温度まで上げるためにエネルギーを消費することができるから(要約です)。という解説については目から鱗が落ちる気持ちでした。

このようにいつもの行動を少し変えるだけで実践できる項目も多く、読んだその日から実践できる内容が多いのが良い点です。

上記以外にも様々なテクニックが解説されています。以下、商品紹介文より一部抜粋します。

【「1回5分の運動」の一例】
★「職場」「自宅」「トイレ」「移動中」……「ついでにできる」方法が満載!
★すごい「運動効果」と「リラックス効果」 があるエクササイズを紹介
★「間違った腹筋運動」と「正しい腹筋運動」がある!
★「効果的な運動のタイミング」はいつ?

【「最高の生活習慣」の一例】
★毎日「決まった時間」に起きるだけでやせる!?
★やせる「座り方・立ち方」があった!
★シャワー派もOK!「入浴法」でやせる!
★「1杯の氷水」を使いこなそう!

-東洋経済新報社 商品紹介ページより

本書では著者自身が健康的な減量(タイトルにあるとおり体脂肪10%!)を達成しているというのもポイントです。また、何より健康に関する情報に必須なエビデンスがある情報という点も安心できるポイントです。

エビデンスがある内容とは

世の中には様々な健康情報が出回っています。飲むだけで痩せると謳うサプリがあったり、朝食をバナナにするだけで痩せる、なんてダイエットが流行ったこともありますね。

しかしこれらの情報の多くにはエビデンスがありません。エビデンスとはその情報の裏づけがあるかということ。健康に関する内容であれば、医学的な根拠があるかどうかが特に重要です。

そういった意味で「内科・循環器の専門医が著者」「各項目も医学的な研究結果をもとに解説されている」。この2点から本書はエビデンスのある、ある程度信頼のおける内容と判断できるのではないでしょうか。

まとめ

今回は健康本「体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド」の書評でした。

残念ながら、健康的に痩せるためには食事だけでなく、やはり運動や日々の生活習慣の改善が欠かせないようです。ですが、その一方で内臓脂肪は減らしやすい脂肪とも解説されています。ちょっと希望が持てますよね。

ポッコリおなかが気になってきた人や、より健康を意識したい人はぜひ本書を読んでみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

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