【書評】東大思考 「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく / 「頭が良い人」の思考プロセスをロジカルに解説した本

「頭が良い人ってこう考えているのか」と知ることができる1冊です。

今回は「思考法」に関して書かれた「東大思考」のレビューです。本書は一般に頭が良い、とされている人の思考回路をロジカルに解説しています。

頭の良さは生まれつきの才能ではなく、誰でも身に付けることができる。本書を読んで「頭の使い方」を学んでみるのはいかがでしょうか。

【書評】「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

書名「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考
著者西岡壱誠
出版社東洋経済新報社
本体価格1,500+税
商品コード978-4-492-04671-5

これが東大生の「頭の良さ」の秘密だ!「日常から広く、深く考える思考習慣」を身につければ、すべてのことが「最高の教材」になる!
-本書の紹介文より

著者の西岡壱誠さんは現代東大生(※この記事執筆時点)。偏差値35歳から東大を目指し、二浪の末はれて東京大学に合格。その際に開発した「思考法」「読書術」「作文術」で偏差値70に。著者に「東大読書」「東大作文」(ともに東洋経済新報社)がある。

「頭が良い人の思考プロセス」をロジカルに解説した本

頭が良い人とそうでない人の違いは何か。それは才能ではなく「思考回路」にある。著者の西岡壱誠さんは周りの東大生を関わることで、そう確信したそうです。

著者いわく東大生を始めとした頭が良い人の特徴は「日常生活の解像度が高い」こと。

この日常生活の解像度の高さとは何か。例として、本書では「1853年のペリー来航」という出来事を覚える時の思考プロセスについて解説しています。

・開国を迫ったのが、イギリスではなくアメリカだったのか何故か
・同じ年にヨーロッパではクリミア戦争があった
・アメリカが日本に近い西海岸に到達したのは1848年

上記は本書で書かれている原因思考を活用したもの。

つまり、「ヨーロッパで緊張感が高まっている中、アメリカが日本を開国させる好機と捉えたのではないか」という原因とともに理解することができます。「1853年のペリー来航」と丸暗記するよりも、周辺の出来事と関連付けをすることで忘れにくくなるわけです。

本書「東大思考」では原因思考の他にも以下5つの思考法について解説されています。

5つの東大思考
①原因思考
②上流思考
③目的志向
④裏側思考
⑤本質思考

これらの5つの思考法に共通するのは「物事を解像度高く見る」ための手法ということ。パートごとに演習問題があるため、考え方を理解するだけでなく、実際に身に付けるイメージも掴むことができます。




まとめ

本書は5つの思考法について具体的にどう考えればいいか、という思考プロセスについてロジカルに解説。普段の生活で意識することで、少しずつこれらの思考法を習得することができる作りになっています。

5つの思考法は勉強だけでなく、「営業のプレゼン」や「部下への指示」、「アイデア出し」といった、仕事にも生かすことができます。

頭の使い方を理解する一助となる「東大思考」。思考力を深めたい人はぜひ一読を!

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