ファッションセンス皆無なメンズのバイブルです。
「平日はスーツだからいいけど、土日の私服選びがマジで分からん…。」
今回はそんな私の救いとなった一冊を紹介。メンズファッションの指南本「服が、めんどい」(ダイヤモンド社)の書評です。
【書評】服が、めんどい 「いい服」「ダメな服」を1秒で決める
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商品名 | 服が、めんどい 「いい服」「ダメな服」を1秒で決める |
著者 | 大山旬 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
本体価格 | 1,400円+税 |
編集者 | 種岡健 |
商品コード | 978-4-478-10733-1 |
最低限のポイントだけ究極的に理論化。センスのショートカット法、教えます。
著者の大山旬さんはスタイリスト。アパレル、転職アドバイザーを経て独立。現在は「株式会社SO Styling」の代表を務め、延べ3000人以上のファッション改善を行った実績を持ちます。ファッションに関する書籍を多数出版しており、本書「服が、めんどい」は7冊目の著作。
また、日本最大のファッション学習サイト「メンズファッションスクール」の主催者でもあります。
服選びのキホンが学べる!
本書は服を買う時の基本が学べる一冊です。
本書はシャツ、ジャケット、ジーンズ、といったアイテムごとの選び方を解説。それぞれのアイテムの具体例として、流行に左右されない「定番アイテム」に絞って紹介しています。
1章では服全般(ジャケットやパンツも含む)、2章は靴やバッグなどの小物、3章ではおしゃれに関する基礎知識をイチから解説。
着用モデルは顔が動物で身体は人間のキャラクターのイラスト。理由は本書で紹介するアイテムは「誰が着ても似合う」ことから。これが意外とイメージが浮かびやすくて分かりやすいです。
また、本書の序章ではコーディネートについて料理に例えて解説しています。
「コーディネートが難しい」と言っているのは、つまりこういうことです。
スーパーに行き、食べたい「食材」だけを適当に何種類か買ってきて、そこから何を作ろうかとレシピを考える。
そんな人は、料理上手の人だけですよね。
普通は、料理を考えてから、食材を選びます。
だから、本書でもアイテム選びを大事にしています。
定番のアイテムを持っておけば、いろいろなコーディネートに着まわせます。-「はじめに」(p16)より引用
料理をコーディネート、食材をアイテムに例えているわけですが、とても分かりやすいですよね。
真似するだけで速攻でオシャレになれる!
本書の構成は以下のとおり。
・アイテム別のOK例、NG例をイラストで紹介
・服選びのポイント(お店やサイズ感の選び方)
・定番アイテムごとのコーディネート事例
・アイテム毎のコラム
個人的に良かったのが購入時のオススメ店舗情報や、具体的なコーディネート例まで紹介されている点。
つまり、本書の内容をそのまま真似すれば速攻でオシャレになれるのです。
↑本書の立ち読みページ(https://www.diamond.co.jp/book/9784478107331.html)より抜粋
紹介されている店舗もユニクロやグローバルワーク、グリーンレーベルといった有名なブランドが主。手ごろな価格で手に入れられるアイテムも多く、非常に実用的に使えます。
まとめ
「服が、めんどい」はオシャレになる一歩手前、ファッションの定番を学べる本です。
例えば私は本書を読んでから「買ったけど、一度しか着ない服」が激減しました。定番のアイテムを揃えることで、余計な服を買うこともなくなり、コーディネートに悩まされることも減りました。
「ファッションにあまり興味がない」
「服にあまりお金をかけたくない」
本書はそんな人にこそ読んでほしい1冊なのです。
気になった人はぜひ手に取ってみてくださいね。
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