ムダ毛処理がめんどくさい問題…。
毛深い人にとってムダ毛処理をどうするか、というのは悩ましい問題ですよね。
かくいう私も毛深いため、定期的にムダ毛処理をしています。
一言にムダ毛処理と言っても、カミソリのような剃るアイテムから毛を溶かすクリーム、毛根ごと抜き取る脱毛など、様々なアイテムがあるんです。
ここでは私が実際に使っているものも含め、ムダ毛処理に使えるアイテムを用途別に紹介していきます。
男のムダ毛処理、グルーミングに仕える7種類のアイテムと実際の使用感を紹介
ムダ毛のカット(除毛)に役立つアイテム
まず、毛の長さを揃えたり、根元から刈り取ったりするためのアイテムを紹介。使用に適した部位やオススメ度合いも紹介していきます。
1.ボディシェーバー
おすすめ度 | ★★★ |
使える部位 | 顔以外の全身 |
とりあえずこれ一本持っておけば大丈夫、なアイテムです。
腕や足など、一本で体全体のムダ毛を処理できるのがボディシェーバー。カミソリと比べて処理に掛かる時間も短くなる上に、肌へのダメージも抑えられます。
アタッチメント付きの商品であれば、毛の長さを適当な長さに調節できます。VIO(デリケートゾーン)も含めたどの部位にも使えるのもポイント。
選ぶなら防水性能付きのアイテムがおすすめ。お風呂場で使えるので、その後の処理が楽で良いです。
おすすめのボディシェーバー
1-1.パナソニック ボディトリマーER-GKシリーズ
わたしが使っているのはパナソニックのボディトリマーです。
I字型のトリマーで、専用のアタッチメントを使えば1mm~12mmまで長さの調節が可能。
幅広の刃で広い範囲を一気に処理できる。さらに防水タイプなので風呂場でも使え、水洗いもできる万能なアイテムです。
関連記事
1-2.テスコム レディシェーバー
こちらは髭剃りのようなシェーバータイプ。パナソニックのボディトリマーと比べて使える部位は限られ、長さを揃える機能はありません。しかし、肌をツルツルに仕上げる能力はそれ以上。
形状的に長いムダ毛の処理には向きません。I字型のトリマーでざっくり長いムダ毛を刈った後に使用するのが良さそうです。
2.ボディ用のカミソリ
おすすめ度 | ★★☆ |
使える部位 | 脚 |
すね毛の処理や体の体毛処理に使えるカミソリ。
電化製品のシェーバーと比べて非常に安く手に入る点がメリットです。ただ、使い方を誤るとケガしてしまったり、一度にカットできる範囲が狭い、肌への負担も大きい、という点はシェーバーよりも見劣りします。また、基本的に使い捨ての消耗品となります。
定期的にムダ毛処理をするのであれば、個人的には少し値が張りますがシェーバーを購入する方がオススメです。
おすすめのボディ用カミソリ
2-1.Schick(シック) ハイドロ ボディグルーマー
T字型のカミソリ。上下に刃があり上下に動かすことで効率的に体毛を処理することができます。
2-2.Schick(シック) レッグトリマー
こちらは主に脚のすね毛処理に使うカミソリ。片面は長さカット用、もう片面は毛をスキカット用の刃を備えて2 in 1のアイテムです。
3.除毛クリーム
おすすめ度 | ★☆☆ |
使える部位 | 顔・VIOを除いた全身 |
除毛クリームは気になる部位に塗るだけで除毛ができるアイテム。
ムダ毛が気になる部分に塗り、10分程度放置してからガーゼ等でふき取るだけのシンプルな使用方法。基本的にお風呂場で使います。他のアイテムと比べ短い時間で広い範囲を処理できて、痛みも感じないのがメリットです。
ただ、人によっては肌に合わない場合もあります。ちなみに私も一度使用してみましたが、以下の理由からリピート購入には至りませんでした。
・長さの調整ができない
・太い毛や長い毛は処理できず残ってしまう
・ふき取るガーゼの準備が地味に面倒
商品によっては価格もそこそこする(2,000円程度)ので、個人的にはあまりおすすめできないアイテムです。ただ、使用後のツルツル感はカミソリやシェーバー以上。肌質に合うのであれば試してみる価値があるアイテムです。
おすすめの除毛クリーム
3-1.HMENZ メンズ 除毛クリーム
いくつか試したアイテムの中で一番わたしの肌質に合ったのがHMENZの除毛クリーム。除毛力も十分で匂いも強すぎない、何より他の除毛クリームと比べ肌への負担が一番少ないと感じました。
4.顔・眉用のシェーバー
おすすめ度 | ★★★ |
使える部位 | 顔・眉毛 |
顔専用のシェーバーも一つ持っておくと便利です。
眉毛の形を整えたり、毛の長さを揃える際に効率的にカットできます。パワーも抑えめで肌に優しく、産毛の処理にも最適です。
おすすめの顔・眉用のシェーバー
ここで紹介する2つのアイテムは、どちらも防水性能はありません。お風呂場等での使用は控えるようにしましょう。
4-1.パナソニック フェリエ フェイス用
パナソニックから発売している顔専用のシェーバーです。幅広の刃で顔の産毛剃りを効率的に行うことができます。眉毛用のアタッチメントコームが付いており、眉毛の形作りや長さの調節にも最適。
私は顔や眉だけでなく、指のムダ毛処理にも使っています。小型なためシェーバーやカミソリと違って凹凸がある部分も、ケガせず安全に処理することができます。
関連記事
4-2.日立 フェイスシェーバー マユクリエ
その名の通り眉毛用のシェーバー。フェリエよりも小型でパワーも抑えめですが、その分眉毛のカットには最適なアイテムです。フェリエよりも安価なのも良いですね。
ついカットしすぎてしまい細眉になってしまったり、左右の形が中々揃わない、という経験をしたことは無いでしょうか。
本当は眉毛カット専用のサロンに通うのが良いのでしょうが、正直行きにくい。そんな私はガイド用のアイテムを使っています。種類はいくつかありますが、これらのアイテムを使えば勢いあまってざっくり眉をそり落としてしまう、みたいな事故を防ぐことができます。
5.エチケットカッター
おすすめ度 | ★★★ |
使える部位 | 顔・ヒゲ・眉・鼻毛 |
気になる鼻毛を一網打尽にできる。それがエチケットカッターです。
カットするのも億劫だし抜くのは痛い。そんな鼻毛の処理もこれ一本あればすぐに解決できる便利なアイテムです。
おすすめのエチケットカッター
5-1.パナソニック エチケットカッター
パナソニックのエチケットカッターは鼻に入れるだけでムダ毛をまとめて処理できるアイテム(耳や眉の処理にも使えます)。
内刃と外刃の二重構造で肌を傷つけにくい作りで、さらに水洗いまでできる優れもの。小型で価格も手ごろなのも良いところです。
関連記事
ムダ毛の脱毛に役立つアイテム
ここからはムダ毛を根元から脱毛するアイテムを紹介します。
毛を剃ってもすぐに生えてくる、顔の青髭が気になる。これって、毛深い人にはあるあるな悩みですよね。
そんな人は毛根ごと抜き取る脱毛器の使用を検討してみても良いかもしれません。ここでは家庭で使える脱毛器を紹介していきます。
わたし自身、シェーバーと脱毛器を併用していますが、脱毛器には購入前に知っておいてほしいメリットとデメリットがあります。この点については後述しますので参考にしてみて下さい。
6.ローラー型脱毛器
おすすめ度 | ★★★ |
使える部位 | 顔以外(推奨されないが髭の処理も可) |
ローラー型の脱毛器は比較的手に取りやすい価格が魅力。シェーバーのような形状で、回転するローラー部分でムダ毛を挟み、そのまま抜き取ります。
毛根ごと抜き取るので、ツルツルの肌ざわりになりますし、継続使用することで、減耗(毛の生えるペースを抑える)を期待できる優れものです。
おすすめの顔・眉用のシェーバー
6-1.パナソニック ソイエ
パナソニックの脱毛器。幅広のローラーで毛を掴むツメが60枚も付いています。そのため広い範囲を一気に脱毛することが可能。
また、推奨はされていませんが私はヒゲの処理にソイエを使っています。わたしは髭が濃く、剃った後も残る青髭が気になっていました。しかし、ソイエを使い初めてからは、そうした悩みからは解放されました。
関連記事
7.光美容器(脱毛器)
おすすめ度 | ★★☆ |
使える部位 | 体全体 |
家庭で使える光美容機器。エステ等で使われている光脱毛を自宅で行うためのアイテムです。
直接毛を掴んで抜き取る脱毛器よりも痛みは少なく、肌への負担も抑えられるのが最大のメリット。ただし、シェーバーやローラー式脱毛器と比べて非常に高価なのが悩みどころ。ただし、使用回数が多くなればその分(脱毛サロン等に通うよりも)コストパフォーマンスが高くなります。
おすすめの光脱毛器
7-1.パナソニック 光美容器 光エステ ボディ&フェイス用
ちょっと高いですが、オススメなのがパナソニックから出ている光美容器。脱毛は肌への負担が大きいため、使用するなら大手メーカーの商品から選ぶのが順当です。
関連記事
(番外編)ピンセット
おすすめ度 | ★★☆ |
使える部位 | 全身 |
脱毛器で抜ききれなかったムダ毛の処理に、ピンセットは必須アイテムです。ピンセットはどれも同じようにも思えますが、商品によって毛の掴みやすさに差があります。できるだけ刃の制度が高いアイテムを選ぶようにしましょう。
おすすめのピンセット(毛抜き)
資生堂アイブローニッパーズ
アイブローニッパーズは資生堂から発売されている超定番商品です。
刃先がピッタリ合い、狙った毛をしっかり抜き取ることができます。約1,000円と毛抜きの中ではちょっと高めですが、ケースもついており衛生的に使用できます。
関連記事
参考情報 脱毛の際に気を付けたいポイント
脱毛器はムダ毛処理に大活躍してくれるアイテム。ですが、実際に使用してみてメリットとデメリットの両面を感じました。ここでは商品の購入前に知っておいてほしい情報をお伝えします。
・痛い(初めて使用する際は特に)
・ケアをしないと肌荒れの原因になる
・家庭用アイテムでは永久脱毛はできない
はじめにデメリットから。第一に抑えておきたいのが”単純に痛い”ということ。初めて使用するときは特に強い痛みを感じると思います。肌荒れも起きやすいため脱毛後のスキンケアは必須となります。
また、家庭用脱毛器では減耗(毛が薄くなる)効果は期待できますが、永久脱毛はできません。時間が経てばまた毛は生えてきます。
ちなみに永久脱毛が叶うのはレーザーで毛根にダメージを与える医療脱毛のみ。永久脱毛を望むなら医療クリニックで施術を受けるようにしましょう。
・肌がツルツルになる
・毛が生えてくる間隔が剃るよりも遅くなる(減耗効果が期待できる)
・ピンセットで抜くよりも短時間で済み、肌へのダメージも少ない
その一方で肌のツルツル感は、シェーバーにないメリットと言えます。また、毛が生えてくる間隔が遅くなる、毛が細くなる減耗効果が期待できます。そのため継続使用することで、脱毛の痛みは徐々に少なくなってくるはずです。
そして、言うまでもなくピンセットで抜くよりも短時間で処理が完了。一本ごと肌を引っ張るピンセットよりも肌のダメージは抑えられます。
まとめ
毛深さが気になっている人にとって、「ムダ毛処理をどうするか問題」は悩ましい問題ですよね。
ということで、ここまでムダ毛処理に使えるアイテムを用途別に紹介しました。
長さを揃えたり根元からカットする除毛や、毛根ごと抜き取る脱毛など、ムダ毛処理には様々なアイテムがあります。
この記事があなたの目的にあったアイテムを選ぶ手助けになれば幸いです。