子どものスマホデビューで知っておきたい機能制限とルール作りについてまとめました

子どものスマホデビューの時に知っておきたい機能制限とルール作りについてまとめました

スマートフォンを子どもに持たせる。不安はありますが、いつかは通らなければならない道ですよね。

スマートフォンは様々なことができる便利なアイテム。それゆえに、持たせるときの注意点、使い方のルールの決め方など、知っておくべきことは沢山あります。

ここでは子どものスマートフォンを持たせる時に知っておきたいフィルタリングやルール作りのポイントを私の実例をまじえて解説していきます。

子どものスマホデビューの時に知っておきたい機能制限とルール作りについて

1.ペアレンタルコントロールを考える

子供にスマートフォンを渡すとき、まず意識したいのがペアレンタルコントロールです。

ペアレンタルコントロールとは

ペアレンタルコントロール(英: parental controls)とは、子供によるパソコンや携帯電話などの情報通信機器の利用を、親が監視して制限する取り組みのことである。最近ではテレビゲーム機で遊ぶ時間の制限なども、このように呼ばれることがある。

-Wikipediaより抜粋

今やスマートフォンはそれ一台で様々なことができる便利なアイテム。
インターネットやSNS、ゲーム…etc。しかし、便利すぎるだけに、わが子にスマートフォンを持たせるときは慎重になる必要があります。

2.子どものスマホ制限にはフィルタリングアプリを活用

まず初めにしたいのが、スマートフォンの利用を制限すること。

ちょっと時間が空いたときについスマホを触ってしまうこと、結構ありますよね。大人ですらそうなのですから、子どもに我慢を強いるのは至難のワザ。
ですので、ペアレンタルコントロール用のアプリを使いましょう。

子どものスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、使用できる時間やアプリの制限などが行えます。

様々な種類のアプリがありますが、わたしは周囲にGoogleファミリーリンクをオススメしています。使用時間やアプリの制限、現在位置の確認など機能も十分。操作も直感的に行えます。

Googleファミリーリンクの利用にはGoogleのアカウントが必要です。
概要と登録方法は以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。

Googleファミリーリンクの基本機能・インストール方法を解説/あんしんフィルターよりも便利でオススメ!

フィルタリングアプリ「あんしんフィルター」について
子ども用のスマートフォンを購入すると多くの場合「あんしんフィルター」というフィルタリングアプリがインストールされています。このアプリ、フィルタリング機能は強いのですが、個人的には使いにくいアプリだと感じています。
あんしんフィルターの問題点と、設定してしまった場合の解除方法については別の記事で紹介しています。

 

◆関連記事

・本当に安心?あんしんフィルターの問題点と代替アプリを解説

・【画像付き】「あんしんフィルター」(android版)を最速で解除する方法を解説

3.スマホ・インターネット利用のルールを決める

Googleファミリーリンクをインストール後は、スマートフォン利用に関するルールを決めましょう
ここでは大まかにスマホ利用のルールとインターネット利用のルールの2種類に分けられます。

まずはスマートフォン機器の使用ルール

スマートフォン機器の使用ルール例
・一日の利用時間は1時間までにする
・夜9時〜翌朝6時までは利用できないようにする
・就寝時はスマートフォンを保護者に預ける

これらのルールについては、Googleファミリーリンクである程度設定することができます。

もう一方のインターネット利用のルール。これは、日常生活における常識やマナーと置き換えてもいいかもしれません。以下に具体的な例をあげてみます。

インターネット利用のルール例

・スパムメールやフィッシング詐欺メールの見分け方
・TwitterやInstagramといったオープンなSNSでは個人情報がわかるような投稿をしない
・インターネットで他人に対して誹謗中傷をしない

インターネットやSNSは便利な道具。ですが、過去に投降したコメントや写真が、時には消えないデジタルタトゥーになってしまうことも。インターネットとの付き合い方は丁寧に教えていく必要があります。

以下にわたし自身、子どもにスマートフォンを持たせるときは一から勉強しました。その際に参考にしたサイトのリンクを紹介します。

関連リンク

ネットの危険からお子様を守るために保護者ができる3つのポイント | 政府広報オンライン
政府広報オンラインは、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「国の行政情報に関するポータルサイト」です。基本的な情報を抑えることができます。

 

インターネット、正しく怖がろう!/東洋経済オンライン
子どものスマホ事情については、東洋経済オンラインのこの記事が参考になります。2017年3月で更新は止まっていますが、具体的に気を付けるべき点が理解できます。

 

デジタルタトゥー – Wikipedia
インターネットでは一度投稿した内容や写真・動画は一生残る可能性もあります。

また、これらのルール作りは子どもと一緒に決めてみるのがオススメです。子どもがルールを押し付けられたと感じてしまうと、あとあと親子のいさかいの元になるかもしれません。
なぜ、機能を制限するのか、なぜSNSの投稿は注意する必要があるのか、ぜひ親子で話し合ってみてはいかがでしょう。

親子ゲンカ防止!スマホの使用ルールは親子で決めた方が良い理由(Googleファミリーリンク活用法)

まとめ

・子どもにスマートフォンを持たせる時はペアレンタルコントロールを考える
・子どものスマホ制限にはフィルタリングアプリを活用
・事前にスマホ・インターネット利用のルールを決める

子どもにスマートフォンを持たせるときは、まずフィルタリングアプリの活用やルール作りをしましょう。

わたしは、はじめに設定したフィルタリングやルールは柔軟に変えています。いずれは親の管理下から離れてしまうので、むしろ小さいうちから徐々にスマホやネットに慣れてもらいたいと考えているからです。

子どもにスマートフォンを持たせたい、けれどやっぱり不安がある。そんな人にこの記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

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