【書評】「女の人を怒らせない技術」職場の女性とのコミュニケーションに悩む人に!あるあるネタとしても一読の価値あり

仕事での女性との関わり方に悩んでいる男性は多いのではないでしょうか。

女性社員同士のネットワークがあったり、嫌われてしまうと仕事が全然進まなかったり…。

このような職場での悩みを持っている人にストレートに訴求する本を見つけました。今回は「女の人を怒らせない技術 マンガでよくわかる女性とのコミュニケーションの鉄則」の書評です。

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書評「女の人を怒らせない技術」

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ダイヤモンド社
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書名 女の人を怒らせない技術 マンガでよくわかる女性とのコミュニケーションの鉄則
出版社 ダイヤモンド社
著者 近藤俊太郎 著 / サカモトトシカズ 漫画
商品コード(ISBN) 978-4-478-10592-4
価格 1,300円+税

著者は女性比率8割の会社でマネジメント経験を持つ近藤俊太郎氏。著者本人の失敗談をもとに、女性とのコミュニケーション技術をまとめたのが本書「女の人を怒らせない技術」です。

また、職場に限らず女性とのコミュニケーションに悩む人は、以下の本の併読もオススメです。

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※タイトルは強烈ですが、より踏み込んだ内容になっています

実体験をもとにした内容

まずは本書の目次を紹介します。

女の人を怒らせない技術 目次

第1章 私はこれで、失敗しました。・・・・・・で、どうすればよかったの!?をビフォーアフターで

第2章 すれ違う女心、男心、徹底解説 女の人にしてはいけないことを学びましょう

第3章 もう、怒らせない ワンランク上の技術6選

第4章 タイプで見分けて、地雷を避ける 全6タイプの傾向と対策

-本書冒頭より一部抜粋

この目次のとおり、本書は心理学等の学術的な裏付けの解説はほとんどありません。ですが、著者の実体験をもとにしており、それらを基にした各エピソードはわかりやすく、説得力があります。

また、それぞれのエピソードの冒頭では要点をマンガで解説。マンガの後の文章解説を読まずとも、ざっくりと内容を理解できるつくりとなっています。

Column ワナに注意!?

本書の内容はあくまで、個人の経験に基づくコミュニケーション法の解説です。参考になるエピソードが多数ありますが、一部ワナのように思える内容も含んでいます。

 

例えば第1章の中で部下の相談を(昼時のため)ランチをしながら聞いたら、部内で変なウワサが立ってしまった。というエピソードが出てきます。これに対する答えとして「オープンに誘わず事前にメール等で打ち合わせをし、現地集合・現地解散とする」という行動を推奨しています。

もちろん、これが間違っているわけではありません。ただしこの場合、その場を万が一ほかの社員に見られた場合、より怪しまれるのは間違いないはずです

 

このような事例もあるので、全ての内容を全て鵜のみにせず、推敲しながら読むのがオススメです。

あるあるネタとして読んでもおもしろい

本書に書いてある内容は主に以下の3つ。

  1. 女性への接し方
  2. 男女の考えの違い
  3. 身だしなみなど、男性自身が気を付けること

このとおり、各エピソードは正直、「うん、それ知っている」と思える内容も多数含まれていると思います。ですが、それゆえにあるあるネタを楽しむために読んでみるのもオススメ。例えば…

・「相談にのってください」と言われたのでアドバイスをしたところ、なんか微妙な空気になる

・頼まれごとを「やる」と言ったけれど、一向にやる気配がない(これは男性あるあるですね)

・理屈だけでは動いてくれない場合がある

などなど、あなたも一度は体験したことがあるエピソードが出てくるはず。それでいて、たまにハッと自らを省みる内容が出てくるのも面白いところです。

まとめ

この本は、『昔話の「うさぎとかめ」のレースの勝者は…実は亀なんだ』とあらためて教えてくれるような本。

頭ではわかっているけれど、普段の行動を省みると実はできていなかったりすること、結構あるんですよね。

ということで、今回は「女の人を怒らせない技術」の紹介でした。職場の女性とのコミュニケーションに悩む同志はぜひ読んでみてくださいね。

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