やっぱり、お酒の席は苦手。
そんな人でも職場の忘年会や暑気払いなど、断りにくい飲み会もありますよね。
ここでは、宴席が苦手な人にこそ試してほしい飲み会での立ち振る舞いについて解説していきます。
1.「ノー・バット法」を使ってお酒が苦手なことを自己申告する
まず、お酒に弱いことを自己申告しましょう。
そうは言っても
「お酒は飲めません」
「お酒、苦手なんですよ」
と、ストレートに伝えるのはNGです。
このように伝えると、なぜか
「本当は飲めるんじゃないの?」
「試しにちょっと飲んでみなよ」
とか言って、絡んでくる輩が出てきます(筆者の周りだけでしょうか…)。
お酒に対して否定的な発言をすることで、お酒好きな人自身も否定された気分にさせてしまうからなのかもしれません。
ですので、ここは「ノー・バット法」を使って発言に工夫を加えます。
具体的には、
「あまりお酒は得意ではないです。でも、飲み会の雰囲気は好きですよ」
「お酒苦手なんですよ。でも、こういう場って楽しいですよね」
このように言い換えれば必要以上に飲まされることは少なくなるでしょう。
交渉術の一つ。相手の発言を否定したあとに肯定的な表現を用いることで、相手に悪い印象を残さない効果があります。
2.お酒と同量の水を飲む
すぐに酔ってしまう、悪酔いしてしまうという方におすすめしたいのがチェイサーです。酔いも和らぎますし、二日酔い防止にもなります。
お酒と同量を目安にするのがおすすめです。
3.オーダー役や注ぐ側に回る
率先してオーダー役や注ぐ側に回ってみることをおすすめします。ジョッキの空き状況を見たり、店員を呼び出したりと正直に言って面倒ではあります。しかし、この役割は面倒さを上回る大きなメリットがあります。
自分がオーダー役であれば勝手におかわりを頼まれることはありません。時には他のオーダーと一緒にこっそりウーロン茶を頼んでみたりもできます(「ウーロンハイ」として持ってきてくれる店員さんもいます)。
特に、焼酎セット(ボトル・水・氷など)を頼む人がいたらしめたものです。自分の酔いにあわせて割り方の濃さも変えることもできます。
自分は適量を飲みつつ、ちょっと面倒な人には少し濃いお酒をプレゼントしたり…うまく立ち振る舞うことで、場をコントールすることも可能です。
あと、オーダーや注ぐ役を買ってでた人は気が利く人、デキるやつといった評価を受けやすいのも利点です。
4.二次会はすっぱり断って帰る
飲み会が終わったらさっさと帰ってしまいましょう。なぜなら、一軒目の時点で飲み会における目的は達成されているからです(目的=忘年会、暑気払い、など)。
あと、ほとんどの人は二次会以降のことは大体覚えていません。
「今日はここで帰ります。でも、とても楽しかったです」
「少し酔ってしまったのでここで失礼しますね。この後は皆さんで楽しんできてください」
ここでもやんわりと断りつつすぐに帰路につきましょう。
目次
まとめ
組織で働いている以上、飲み会に一度も出ないというのは難しいものです。
会社での飲み会が苦手な人は、今回紹介した立ち振る舞いを意識してみてはいかがでしょう。