「そろそろ、〇〇君もゴルフ始めてみたらどう?」
これは会社でサラリーマンとして働いていると何度か言われるセリフです。
(ゴルフとかやりたくないわぁ…)と、毎回心の中で思いながら逃げていた私ですが、
ものは試しと1年ほど前からゴルフを始めてみました。
ゴルフ歴1年程度だとまだまだ初心者の域です。
しかし、まだ初心者にこそフラットにゴルフのメリット・デメリットを語れるのではないか。そんな思いから今回の記事を書いてみることにします。
私の周りのベテランゴルファーの多くはゴルフのことを悪く言いません。
というか「楽しい」「やったらぜったいハマる!」といったポジティブな発言がほとんどです。
きっと彼らはゴルフを愛しすぎ、盲目になってしまうのでしょう…
そんなこんなでゴルフを実際にプレーしてみると楽しい反面「こんなの聞いてないよ!」という場面もありました。
ですので、私もゴルフに盲目になってしまう前に裏表なくデメリットとメリットをお伝えできればと思います。
ゴルフを始めることによるデメリット
デメリット1 とにかくお金がかかる
時に、ゴルフは貴族の遊びとも言われます。確かにゴルフはお金が掛かる。これが1番のデメリットだと感じています。
思いつくあたりで列挙すると以下のような形です(それぞれの金額はあくまで目安としてください)。
初期費用
スパイクシューズ 5,000円 ~ 15,000円
ボストンバッグ 3,000円 ~ 10,000円
ゴルフウェア 10,000円 ~ 20,000円
練習費用 10円 ~ 20円/1球あたり
まず、初めに道具一式を揃えるのに結構な金額が必要となります。
ただし、一番費用がかかるゴルフバッグ、ゴルフクラブは誰かのお下がりをもらえる可能性が高いものでもあります。
(事実、私がはじめたきっかけも「お下がりがもらえるタイミングだから」でした)
誰かがゴルフクラブを新調し、ゴルフクラブが1セット余った。そんなタイミングで初めてみるのもいいかもしれませんね。
また、ゴルフウェアもブランド物であれば良い値段がします。ですが、最近ではユニクロで一式を揃える人も増えているようですね。
プレー費用
プレー費用(1回) 10,000円 ~ 15,000円
交通費 時価
打ち上げ会費 5,000円 ~
実際にゴルフ場でラウンドする際には概ねこれだけの金額が掛かります。
1回あたり大体15,000円~25,000円程度かかる計算になります。
また、ゴルフバッグ(クラブ)はラウンド日までに事前にゴルフ場へ送ったり、プレー終了後に自宅まで送ってもらうことが多いです。その際の宅配便費用もこれらに上乗せされます。
ゴルフを始める前は正直こんなにお金が必要になると思っていませんでした。事前にちゃんとリサーチしておけばよかったと少し後悔しています。
デメリット2 時間がかかる
ゴルフコースでのラウンド(18コース) 半日
プレー後の打ち上げ 2時間 ~
ゴルフ場への移動時間 場所による
ゴルフは時間が掛かるのもデメリットの一つでしょう。
土日にゴルフコースを回る際は貴重な休日を丸一日費やすことになります。
また、いくつかのクラブを使いこなすといった最低限のテクニックがないと実際のゴルフコースに出ることはできません。
そのため、程度の腕前になるまで練習をする必要があります。
ゴルフをはじめることによるメリット
ここまでで「ゴルフをやりたくない意思」がより固くなったのではないでしょうか。
ですが、まだ判断するのを待ってください。一応ゴルフをやることによる相応のメリットもあるのです。
メリット1 年齢差があっても楽しめる
ゴルフの良いところは年齢を問わず楽しめるスポーツというところです。
単純に遠くにボールを飛ばすだけではなく、各ホールをどのように攻略するか考える。戦略性に富むスポーツです。
また、ゴルフにはハンディキャップ制度があります。
そのため、20歳以上の年の差や、腕前に差があったとしても対等に楽しむことができるのです。
メリット2 プレー同伴者との親睦が深まる
デメリットの項目でも説明したとおり、ゴルフコースを回る際はほぼ一日がかりです。
良いショットが出たら褒め合い、スコアが振るわない時は励まし合う。その日はもはや戦友と言ってもいい関係になります。
そのため、一緒にプレーした同伴者(多くが四人一組)とはほぼ間違いなく親睦が深まります。
ビジネスの場では苦手なあの人も、ゴルフコース上ではまた違った一面が見つかるかもしれません。
ゴルフコースの上では皆、自然と紳士(淑女)になります。
ですが、稀にマナーの悪い暴君的な人も。
人のプレーをジャマしたり、自分がうまくいかないと悪態をついたり…
そんな日は修行と割り切って乗り切るしかありません…
メリット3 ビジネス上の雑談でゴルフは万能の話題
接待やビジネス上の会食の時、雑談に困った経験はないでしょうか。
そんな時は
「ゴルフ…」
と呪文を唱えてみましょう。そうすると、かなりの確率で話題に食いついてきます。
「ゴルフやられているんですか?」
「最近どこでラウンドしましたか?」
「ベストスコアはどれくらいですか?」
というより、もはや入れ食いレベルで会話が続きます。
ポイントは、自分の話は最小限に留めること。そして、早めに相手に会話のパスを返してあげることです。
昔に比べゴルフ人口は大幅に減っていると言われています。
ですが、私の実感として40代以上で役職が高い人ほどでゴルフを趣味としている人は多い印象です。
まとめ
ここまでゴルフのデメリットとメリットを長々と語ってきました。
ゴルフを始めるべきか迷っている人は、
・自分の趣味の一つに加えられそうか
・ゴルフを楽しんでプレーできるか
といったシンプルな基準で判断することをおすすめします。
楽しめないスポーツを続けてもストレスがたまるだけですからね。
自分に合うかどうか判断するには、まずは練習場へ行ってみることをおすすめします。
ゴルフクラブはレンタルできるし、お試しレッスンができる練習場もたくさんあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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