ブントースターを真っ黒に焦がしてしまいました…。
ここではトースターのヒーター管の焦げをキレイにした実際の事例を紹介。ネットで良く見かける方法も試した結果もあわせてお伝えします。
【実録】真っ黒に焦がしたトースターのヒーター管をキレイにする方法
1.バターを垂らしてヒーター管を焦がした
わが家の焦がしたヒーター管の写真はこちら。
食パンに塗ったバターがトースト中にヒーター菅に垂れ、こんな状態に…。しかも、妻が気に入って購入したばかりのトースターだったため、至急の対応が必須でした。
「アラジンかバルミューダか」と、妻が何日間も迷った末に購入を決めたトースターだったため、バレたら怒られることは必至でした…。
この日は不幸中の幸いにも妻が外出中だったため、帰ってくるまでに焦げを何とかしなければなりません。
2.ネットで見つけた対処法を試してみた結果
今回の問題に対処すべく、ありきたりですが「ヒーター管 焦げ」で検索して上位に出てくる対処法を一つずつ試してみました。
①放置する
まず出てくるのが放置するという方法。これは、ヒーター管の自浄作用で継続使用する内に焦げがキレイになるとのこと。
メリットはヒーター管を割るなどの二次被害が防げる点。デメリットは即効性がないのと焦げが完全に消えるかは分からない点が挙げられます。
ただ、今回は妻が帰宅するまでにミッションを完遂する必要があったため、この対処法は選択しませんでした。
ちなみに、アラジンやバルミューダの公式Q&Aでもこの方式が推奨されています(以下に参考リンクを貼っておきます)。焦がしてしまった場合でも、基本的にはヒーター管を触らないのが良いようです。
②空焼きする
私が最初に試したのがトースターに何も入れず空焼きする方法。理由は①とほぼ同じですが、空焼きすることで自浄作用を促進する狙いがあるようです。
実際に200度の温度調節で15分の空焼きを行ったところ焦げの一部は少し薄くなりました。しかし、何回か繰り返したところでキレイになるとは到底思えないため、この方法は1回だけで終了。他の方法を試すことに。
③熱湯で濡らしたティッシュで根気よく拭く
熱湯で濡らしたティッシュを焦げ部分に湿布し、丁寧に何度も拭く方法。これも実際に試したものの、ほとんど効果なし。あと、単純に手がやけどしそうだったため、この方法も10分程度で断念。
※この方法で掃除する場合は必ず厚手のゴム手袋を用意してください。素手で行うのは危険です。
上記のとおり、ネットで見つけた方法の多くは私の場合はあまり効果を感じられませんでした。
また、重曹ペーストで掃除するという方法も良く紹介されています。が、これはトースターの庫内や受け皿を掃除にオススメの方法。ヒーター菅には使えないのでご注意ください。
3.実際にヒーター菅の焦げをキレイにできた方法はコレ!
効果があったのは「アルカリ性洗剤 × メラミンスポンジ」!
結論から言うと、もっともヒーター管の焦げに効果があったのは「アルカリ性洗剤 × メラミンスポンジ」の組み合わせ。
実際に私が用意したのは以下の2つ。
- 超電水クリーンシュ!シュ!(アルカリ性洗剤)
- メラミンスポンジ
手順はメラミンスポンジにアルカリ性洗剤をしっかり染み込ませ、焦げ部分を丁寧にこするだけ。これだけでガンコな焦げがキレイに取れたのです。
以下がアフター写真。真っ黒に焦げていたのが信じられないほどキレイに落ちています。
なぜアルカリ性洗剤でヒーター管の汚れが落ちるのか
真っ黒に焦げ付いたヒーター菅が、まっさらな状態までキレイになったのか。それは酸性汚れの焦げに対して、アルカリ性洗剤で中和をしたことで、ここまでキレイに落とすことができたのです。
ちなみに焦げの拭き上げにはティッシュよりもメラミンスポンジがオススメ。私は100円均一で買ったメラミンスポンジを使っていますが、あっという間に焦げが落とせました。
また、今回使用した「超電水クリーンシュ!シュ!」は水100%で作られていてアルコールも配合されていませんので、火を使うトースターにも安心して使えます。
超電水クリーンシュ!シュ!は水を時間をかけて電気分解した電解アルカリイオン水です。 浸透力が強く汚れの細部にまでしみこみ、汚れに含まれている油分を瞬時に溶解し、タンパク質を分解します。 さらに付着原因である静電気を中和させ、汚れを浮き離します。 汚れを浮き上がらせることで、細かい凹凸面の汚れも簡単に落とすことが出来ます。
-超電解クリーンシュ!シュ!公式HPより
「超電水クリーンシュ!シュ!」はキッチン回りの油汚れに大活躍するのでわが家では常備しています。
まとめ
今回の内容をまとめると「トースターのヒーター菅の焦げにはアルカリ性洗剤が効く」という話でした。
ちなみにコトの顛末ですが、上記の方法で妻が帰ってくる前に無事ミッションを達成することができました。ただ、キッチンに掃除道具を出しっぱなしにしていたため、かなり訝しがられましたが…。
また、今回の事例では実際に焦げを落とすことができましたが、メーカーとしては「焦げは放置する」が基本原則の模様。ですので、ご自身の安全に注意しながら自己責任で対応いただくようお願いいたします。
この記事が参考になれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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同じアラジンのトースターで同じ超電解水メラニンスポンジでやってみましたが、殆ど落ちませんでした。諦めてメーカー推奨の、放置することにしました。